NEO FASCIO





No
Title
Words
Music
Judgement
OVERTURE
い・ん・す・と
佐久間正英
★★★★
NEO FASCIO
松井五郎
氷室京介
★★★★
ESCAPE
松井五郎
氷室京介
★★★
CHARISMA
松井五郎
氷室京介
★★★
COOL
松井五郎
氷室京介
★★
SUMMER GAME
氷室京介
氷室京介
★★★
RHAPSODY IN RED
松井五郎
氷室京介
★★★
MISTY
松井五郎
氷室京介
★★★
CAMOUFLAGE
松井五郎
氷室京介
★★★
10
CALLING
氷室京介
松井五郎
氷室京介
★★★★★
11
LOVE SONG
氷室京介
松井五郎
氷室京介
★★★






批評


このアルバムはなにやら「ファシズム」をテーマにしたコンセプトアルバムという奴で歌詞とかもそんな感じで仕上がっております。聴いてみますと

「いいぞ、コレ」

というものです。ただし勘違いしないで下さい。このアルバムは非常にマニア向けです。だって2曲目の歌詞に「踊れ レジスタンス もう逃げられやしないさ」ってあるんだもん。もうS系の人にはもってこいの奴です。


聴いてたら何かゾクゾクする感じがします。でもそういった曲ばっかりではないけど。曲名からみて「LOVE SONG]ってのもあるし。でも氷室ファンじゃないと聴くのは辛いものがあるでしょう。少し聴き込まないと飽きる以前に嫌いと思ってしまう可能性が大。変わった曲が多いです。キーも低いし低音が多めですしね(多分)。そのせいもあって、最近のコンサートでこのアルバムから出す曲は6だけです。もちろんこのアルバムを軸としたライブはあったけどそれっきりです。


というか、よくぞメジャーな人がこのようなアルバムをだしたなと思う。下手すれば自己満足で終わりかねないそういう類。それを上手く仕上げたのはすげぇと思う。よくインディーズでビジュアル系らしきものがナルシストぶって破滅とかに自己陶酔する阿呆なものをよく見かけたけどそれって言葉とか格好だけで中身が全然なくて、さらにこのアルバムを聴いてたおかげで「つまらん」とあっさり切り捨てておりました。だって本当にそれつまらんかったし。


で曲説明に行きますと2は先ほど述べたあーゆー奴で実に「俺好み」です。1曲目はインストなのでそれ聴いてから入ったほうが良いと思う。いやそうしなさい!そうじゃないとあの雰囲気は全然違うものになってしまう(笑)


3曲はドラムさばきがいいのでマル。(俺はドラムが良くないと曲が好きになれない体質です)それに氷室さんの「シャウト」を始めに聴けるので面白いっスよ(笑)


シングルにもなった8ですがこれまた変わった曲です。というのもスローテンポで気だるいといった言葉が似合う不思議な曲です。空間的な音使いがすごいイイです。といっても聴いた事ない人にとっては何が何だかわからん筈。聴いた人ならわかるけど・・・ファンの中でも好きな方は少数じゃないかな?俺はこういう変則的な曲は好み。


一方10はファンの中でも好きだという人が多くみられて俺も好きです。説明不用です。歌詞・曲自体もう最高!格好いいのでコレだけ聴くのも手だと思う。批評になってないのが非常に申し訳ないです。


ラストの曲は一転変わってピアノ関係のシンプルな曲になのですがこのアルバムを最後に飾るにはなかなかなモノです。壮大な感じとでもいえばいいでしょか?そういや氷室さんでこういう曲はこれ位しかないかもしんないな・・・。